監督:瀬々敬久
評価:☆☆☆
カウント:22本@2012
遺品整理の仕事を通じて、高校のときに負った心の傷を少しずつ癒していく物語。
遺品整理自体はすごく面白い素材。遺品を整理することで死者の生を感じることができ、更にその死者の生が心を癒してくれる、というのは、なんとなくわかる(実際にやってみない限りは、想像するしかないですが)。
しかしながら、榮倉奈々さんとの物語を始め、原作をより安易な方向にシフトさせてしまったような印象を受ける。残念。もっと遺品整理の仕事自体にスポットを当てれば、より深みのある物語を作れたと思う。
岡田将生さんは、なかなかいいですね。微妙な表情が、想像力をかきたてる。うまく言葉にはできない、叫ぶことでしか表現できない感情ってきっとある。
この映画を見ながら、遺品整理って、儲かりそうな仕事だなぁ、と思っていました。高齢化が進むと、当然にニーズが増える仕事。介護よりも規制は少ない。尊く、ニーズが高く、且つ規制が少ないビジネスっていうのは、最も良い形態だと思う。
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