2012年5月14日月曜日

書籍:舟を編む

著者:三浦しをん
評価:☆☆☆☆
カウント:57冊目@2012

辞書作りに係わる人々があれやこれやで成長していく姿が様々なエピソードを交えながら描かれている。馬締さんを中心とする様々な登場人物の視点から、15年という長い辞書づくりの年月が進んでいく。

三浦さんの本らしく、登場人物たちがよく書けているので、それぞれのキャラクタに好感を抱ける。みんな、なんだかんだで辞書づくりにのめり込んでいく姿を見ていると、「仕事するってこういうことだなぁ」と思う。

好感が持てるストーリーではあるけれど、正直、それだけ。心に残る取っ掛かりみたいなものは無い。
本屋大賞って、よくわからない作品が多い。そして、全体的にストーリーが甘い(毒気がない)作品が選ばれがち。歴代受賞作9作のうち6作読んでいますが、私が「いい!」と推せる作品は「ゴールデン・スランバー」だけですかね。2011年度だったら、「ジェノサイド」(2位)の方が余程マトモだと思うけどなぁ。

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