2012年4月4日水曜日

書籍:イノベーションのDNA 破壊的イノベータの5つのスキル

著者:クレイトン・クリステンセン、ジェフリー・ダイアー、ハル・グレガーセン
訳者:櫻井祐子
評価:☆☆☆☆
カウント:37冊目@2012

アマゾン、セールスフォース・ドットコム、RIM、デルといったイノベーティブな企業のCEO及び企業文化を調査することにより、イノベーションを起こす発見力を纏めている。

イノベーションのジレンマ」に比べると、主張自体の面白さや目新しさは無い。一方で、「イノベーションを起こせる資質がありますか?」と(企業だけでなく)読み手である個人に絶えず訴えかけてくるので、身近な問題を取り扱った本だと感じる。
この手の人文社会学系の本は、どうしても「著者の意見に合うように適当に纏めたんでしょ?」という怪しさが伴うのが通常であるところ、この本は、ちゃんと数値化/グラフ化して見せているところに主張の重さがあるように見える(勿論、数値なんていくらでも恣意的に操作できます)。この辺りはアメリカっぽい。
イノベーティブな企業のCEOたちの考え方を知ることができる点や、私の知らないイノベーティブな企業の姿を知ることができる点等は、非常に勉強になりました。

私は、残念ながら実行に重きをおいてしまうので、イノベータとしては明らかに能力不足です。しかし、努力次第で後天的にイノベータになれる可能性はあると思うので(本書でもそのように主張されています)、勇気を持って失敗していきたいところです。できるかなぁ。

0 件のコメント: