2012年3月29日木曜日

書籍:1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉前編

著者:村上春樹
評価:☆☆☆☆☆
カウント:34冊目@2012

前に向けて進んでいく物語と、過去の記憶とをうまく絡ませている。特に過去の描写については、殆どの概要を序盤に描いており、読んでいて含みを残していたようには見えないのに、物語が進むにつれ、少しずつ少しずつ詳細へと踏み込んでいく。記憶ってそういうものなのかも。まず概要的なストーリーを思い出して、必要に応じて細部を思い出していく。

それにしても、性的な描写が多い。こんなに多かったっけ、と驚きました。「ノルウェイの森」とかの性描写は、少なくとも若干は神秘的だったり特別なことだったりというニュアンスがあるような気がするけれど、「1Q84」では、性的な部分がより日常に含まれているように感じる。主人公の年齢の問題かなぁ。よくわからないけど。

「Book1 前編」って、3つに分けたのを2つに分けているわけで、なんか変。それなら、Book1~Book6にして欲しい。

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